結婚するまで…。

結婚するまで

馴れ初め

私たちはもともと地方の大学で出会いお互いの夢を追うため、結婚を決めるまで遠距離恋愛をしていました。

しかし、このコロナの影響でなかなか会えない時期が続いていました。遠距離恋愛をされている方は今でも大変な時期を過ごしていると思います。

お互い環境の変化が大きかったこともあり相手を必要とする気持ちが以前より強くなっていきました。

話を進めていくうちに一緒にいた方がお互いのためになると重い腰を上げ、私は会社を辞め彼の元へ向かうことを決めました。

そのあとは目まぐるしく毎日が進んでいき両親への挨拶や新しく住む場所を探したり、会社に辞める届けを出し新たな就職先を決め…。

こんに頑張っているのにと彼ともよく喧嘩をしていました。

家を出る日

彼の元へ行く前に実家に何日か泊まっていました。

家を出る日。家族みんなで送り出して貰いました。今までの家を出る感覚とは違い何故か涙が止まりませんでした。

なかなか会うことのできない距離ということも徐々に実感が湧き、申し訳ない気持ちやそうやって見送ってくれることへ感謝する気持ちや様々な感情が湧いてきました。

駅で最後父から『嫌いになってもまだ努力をしなさい。もしも、どうでもいい。無関心になった時が本当のダメになった時だから。幸せになりなさい。』と。

父は彼が挨拶に来た時も『彼女(母)の幸せが自分(父)の幸せだから。そう思える二人になってほしい。』と。

普段、父とそんな話をする機会はないのでそんなふうに両親が思い合って生活していてくれたからこそ私は幸せものだと思いました。

両親は凄いな、こんな二人のようになりたい。

何のために

なんとか引っ越しも終え、彼の祖母が籍を入れる日どりを提案していてくれたのでゾロ目の日に入籍をしました。

籍を入れたからといってすぐに何か変化があるわけでは無いのですが、二人でコンビニに行きゼクシーを買って結婚について、この先のことについて話すようになりました。

新たな生活にもなれ始め、仕事も始めることができました。

しかし、人生そんなに甘くはなく。朝5:00起床をし、帰ってくれば22:00の生活を繰り返すうちに朝起きて準備をしていると自然と涙が溢れ始め止まらなくなりながらも彼にはバレないよう出社をしていました。

彼も薄々気が付いていたようで、『何のためにやりたい仕事辞めてこっちに来てくれたの?体壊すためじゃないでしょ。』と言われ早々に仕事も辞めてしまいました。

しばらくは床から出られず、家のことするのに精一杯の日々を繰り返していましたが、次第に体調は良くなっていきました。

役に立たない自分を責める日が続きました。

それでも彼は帰って来ると幸せそうに『ただいま』といって私が作った料理を食べ、お風呂に入り一言『ありがとう』といってくれました。

これから…。

色んなことが巡り回って人生設計とは全く違うものにはなりましたが、今は体調も治り彼とも色々な話をする時間を大切にしています。

違う環境で育った二人が出会い人生を共に歩くと決めましたが、まだまだすれ違うことも多くたくさん話をして、相手の意見と自分の意見の折り合いのつく場所を探し二人なりの歩幅で毎日を進んでいます。

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